コルドバのビッグイベント・ラリー!その1
ここアルゼンチン・コルドバの最大のイベントといえばWRC(ワールド・ラリー・チャンピオンシップ)。
年間約15ヶ国で開催されるWRCが、ここコルドバでは5月3日(木)~6日(日)まで開催されました。(数年前からは北海道も開催地に。)

オーストラリアのパースにいた2002年にちょうどWRCが開催され、山道や一般道の走行ではなく特設会場に設けられたコース(スーパースペシャルステージ)を走行するラリーを観戦したことがあるのですが、私たちが購入した場所にはたっか~い金網が覆われ、車は全く見えず、そばを走っている(はずの)ラリーカーの激しいエンジン音と実況の声がガンガン響くのみだったのです…。

しかし、今回は通訳の仕事で行ったので、山道コースをVIPエリアで観戦できる、ということでとっても楽しみ!

アルゼンチンでは通常コルドバにおいてラリーが行われるのですが、今年は集客率を高めようとブエノスアイレスのリーベル(アルゼンチンのサッカチーム)のスタジアムでスーパースペシャルステージが行われることに。

ドライバーはじめスタッフの方々は木曜日の朝にコルドバから飛行機に1時間程度乗りブエノスアイレスまで行き、午後6時にスタジアム内を3周走行し(2分程度!)、またその晩に飛行機に乗ってコルドバに戻り、翌日の金曜日には朝から競技に入るというかなりハードスケジュール。
(かなり前にもブエノスアイレスで開催されたことがあるそうですが、そのときはドライバーが車を運転して700km離れたコルドバまで戻ってきたそうです…。)

さすがに今は飛行機で戻ってこられるというものの、アルゼンチンの空港のレーダーの性能は悪くて有名だし、ちょっと天候が崩れるとキャンセル便が続出だし、天候が悪くてその日のうちに戻ってこられなかったらどうするんだろうね~と夫と話してたところ、まさにその悪夢が…。

コルドバへ帰国する予定の木曜日の夜には、ブエノスアイレスにもコルドバにも霧が立ちこめ離陸できず、3機中2機は金曜日の朝方にコルドバに着いたものの、1機は金曜日のお昼を過ぎても離陸できないというハプニング!
午前中に予定されていた走行が全てキャンセルとなり、午後になっても残り1機がなかなか到着せず、結局その日の山道でのレースは全てキャンセル…。(やっぱりアルゼンチン。何かあると思った…。)
午後3時頃にやっと最後1機がコルドバに戻る事ができ、結局2日目の走行は夜のスーパースペシャルステージ(スタジアムなどの特設会場に設けられたコース)だけとなりました。(夢のVIP席よサヨウナラ…)

山中に行くはずの予定が変わり、その日はラリーの拠点となるサービスパークへ。(ドライバーはここから出発し、ここに戻り、整備などもここで行われる場所)

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パルクフェルメと呼ばれるラリー車の保管所。ここに入った車両は競技開始まで誰も触ることができません。金網にカメラをくっつけて撮影。


今回通訳のお仕事させていただいた株式会社ラックの勝田社長は元ラリードライバーで、一緒に来られたご子息・範彦さんは全日本ラリー選手権で優勝もされている現役ラリードライバー。

そして、今回はラッキーなことに、その方々が懇意にされているWRCの日本を代表するドライバー・新井敏弘選手にお会いすることができました!

WRCが日本よりも底辺にまで浸透しているアルゼンチンでは、その名前を言って知らない人を探す方が難しほどで、Toshiという愛称で呼ばれている大人気のドライバー。

実はラリー大好きの夫も同行させてもらったのですが、すごい興奮状態で、「君がリッキー・マーティンと会うようなものだよ!」と叫んでおりました。(納得!)

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今回のようにスケジュールが土壇場で色々とキャンセルになり、数時間後に競技を迎える選手やチームというのはとてもピリピリしたムードかと思っていたのですが、穏やかな雰囲気の中でスタッフのみなさんと談笑されていたのが意外でした。
きっと集中力の使いどころに無駄がなく、精神力も強靭なのだろうなぁと感心。緊張してお腹がキュ~っとかしてちゃダメなんでしょうねぇ。(→私)

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パルクフェルメにある新井選手のラリー車です。



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通常はサッカーの試合が行われるスタジアムに設けられたコース



結局この日の競技はスタジアムのみで、翌日はとてもエキサイティングの山道でのラリー観戦へ…。(つづく)
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by aquiakiko | 2007-05-08 05:18 |


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