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コルドバの動物園
私の住むコルドバにも動物園なんかがあったりします。
歩いて10分くらいで行けるところにあるので、南米らしい動物はいるかな?などと思いつつ行ってみました。

まずは鳥コーナーが。
鳥は小さくて一見キュートなくせに、顔が真剣なのであまり得意ではないのです…。

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柵で写真だとほとんどわかりせんが、二羽の鳥です。

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説明書きには「PATO MANDARIN」とあります。そう「おしどり」です。いつも雄雌が一緒にいることから「おしどり夫婦」なんて言葉もありますもんね。

この2匹が雄と雌か、夫婦かどうかは知りませんが、そうであってほしい…。


そして、その説明書の隅には「日本ではこのおしどりのようにとお互いの忠誠心のシンボルに一対のおしどりを夫婦に贈ります」との言葉が。昔は贈ったのでしょうかね…?

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まあ、こんな南米らしいオウムもいたり。

奥に進むと、あのピューマが。(スペイン語ではプーマ)
スポーツメーカー「プーマ」のモデルの動物です!
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が…、暑さのせいかこのようにぐったり…。


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こんな姿を想像していたのですが…。


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でもよく見ると、右奥にはこんな肉の塊が!こんなにぐだ~っとしていても、肉食動物なのさ、オレ様は!とでも言わんばかり。

他にはライオン、トラ、ジャガーなどもいましたが、個人的にはこの動物がお気に入り!
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中南米に生息するアルマジロ(armadillo)

スペイン語で「armado(アルマド)」とは「武装した」の意で、その甲冑を身にまとったような姿から「アルマド」から由来して「アルマジロ」という名前がついたとか。
格好はかなりごついですが、下を向きながらら、短い足でちょこちょこと何度も同じ場所を必死に走る姿がとっても可愛かったです。

そして、この動物園の脇に、ひっそりと、存在感をうすーくして建っているのがこの観覧車。
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実はこの観覧車、あのエッフェル塔と同じ設計者がデザインしたそう。
この写真だけ見るとなかなかいい感じですが、実際も見ると他の景観と全くそぐわなく、「何?あの観覧車…?」という印象で、今はもう動いておりません…。
でも「エッフェル塔の設計者の作品だから…」と置いてあるそうです。

「これ、もう使わないし、デザインもださいけど、ブランド品だし、高かったんだよね…」とタンスの奥に眠るバッグたちを捨てられないの気持ちと似ている気がします。なので、この観覧車を置きたいコルドバ市のみなさまの気持ちが痛いほどわかるのです。(笑)
by aquiakiko | 2007-09-22 06:23 |


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