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薬に頼らずにいこう

インターネットの記事を適当に見ていたら、風水的には「白くても丸いもの」を玄関近くに置くと開運につながると、Dr.コパの娘さん(名前忘れました…)が言っていました。白くて丸いものなんて野球ボールかバレーボールくらいしかないんじゃない?と思っていたところ、2年前に川に遊びに行った時に川底から拾ってきた白くて丸い石があることを思い出し、コパ娘の風水に従い早速玄関の近くへ。

我が家にはいわゆる「玄関」というものがない上、まあ大して広くない家なので、どこが「玄関」なのかそもそもよくわからないのですが、とりあえず「ここかな?」というところに置いてみました。

さて、その日の夜にブロッコリーを茹でてザルに揚げようと思ったら、シンクへ流すはずの熱湯が私の足の甲にジャー!!(なんだよ風水!開運じゃないじゃん!と自分のミスを風水のせいにする器の小さい私)

とにかく熱いのなんのって、スリッパから靴下を通って、熱湯がべっとり。とっさに足をシンクの高さまで持ち上げて(ヨガやっててよかった♪)、水をかけたのですが、もう皮膚は真っ赤で、ジンジン&チクチク痛い…。

そこで私のバイブルが登場!

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東城百合子著「家庭でできる自然療法

この本は食事から病気の手当てまで全て自然療法で治癒する方法が載っていて、今から25年以上前、私が小さい頃から母がこの本で風邪をはじめ小さな病気を治してくれていました。食事療法は今でいう「マクロビオティック」といったところかな。

アルゼンチンにもこの本は持ってきているのですが(オーストラリアに住んでいる姉も持っている♪)、残念ながら手に入らない植物も多いのです…。でも、ここでもよく見かけるビワを使う「ビワ療法」で、「流行性結膜炎」(乾燥した冬にコルドバで流行る結膜炎)、「喉の痛み」、「爪に入ったばいきん」などを市販の薬を使わずに治したことが何度も。

あとは「ものもらい」や「大きくなってしまった吹き出物」に、にんにくを焼いたものを貼ると、翌日には中にたまっていた膿がすっかり出て、これまたすっかり良くなりました!

中学生の時にちょっぴりにきびちゃんだった姉も「よもぎパスタ」で肌がきれいになったし、体の調子が悪い時はまずこの本を見るようにしているくらい信用しています。

そんなこともあって、今回の「やけど」にも、まずはこの本!
どうやらビワエキスが効くとのこと。

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2年前につけたビワキス

これを少し水で薄めて、コットンに浸して、乾いたら交換し、寝ている間もつけていたら、翌日の朝には赤みがほとんど取れ、片足を引きずって歩くほどの痛みも消えていました。やっぱり効く!

このようにエキスを作っておいたり、ビワの葉を摩り下ろしたり、にんにくんを焼いたり…と色々手間はかかるのですが、薬で強引に治すというのではなく、食材やら植物やらが体にすーっと入って作用してくれるので、治った後の感覚が軽い、自然に治ったという感じ。(もちろん、場合によってはお医者さんに行きますし、薬にお世話になるときも多々あります)

東城百合子さんの他の本はAmazonで購入できるのですが、この本はAmazonでも一般の書店でも売っていないのです…。興味のある方は出版元の「あなたと健康社」(会社のホームページがない…)へ問い合わせてみてくださいね。

結局、風水開運の「白くて丸いもの」は我が家の玄関から取り去られたのでした…。


by aquiakiko | 2007-09-25 01:14 |


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