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コンドル峡谷へ、歩いて、歩いて。

先週の土曜日に、たまにはトレッキングでもしようとコルドバ市街地から100km離れたところにある国立公園「Quebrada del Condorito」(ケブラダ・デル・コンドリート」(コンドル峡谷)に行ってきました。


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夫と夫の同僚と。

国立公園の駐車場へと行く道はカーブがきつく、車だと危険だというので、公園の入口からさらに3kmほど離れたところに車を駐車し、トレッキング開始。


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あまり暑すぎずトレッキング日和!


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歩いて2時間半が経ち、このような眺めのもと、ランチ休憩。目的の場所はまだ遠い…。

この「国立公園コンドル峡谷」の名にもついている「コンドル」。南アメリカ大陸にのみ生息し、ここが生息地の最東エリア。(ここから東には生息していない)羽を広げるとなんと3mもあるというコンドル。遭遇できるのはかなり確率が低いのだとか。


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これはコンドルではなく、「ホテ」という鳥。確認すると辞書には「ヒメコンドル」書いてある。ということはコンドルだったの…?コンドルならコンドルでもっとありがたみを感じて見たかった…。あらま…。


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野生の動物もたくさんいて、あのプーマなども生息しているのだとか!


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このような絶景が望めて、歩いた甲斐がありました!


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出発から約4時間。そしてこの後、眼下に見える川の麓まで下ったのです。


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途中、「ぜんまい」らしきものを発見!でもよく分からないので、持って帰りませんでした。(というか、国立公園だから、そういうことはいけません!)


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一時間ほど前に上から見上げていた川に到着。かなり急な下り坂を下り、私の膝がキュウキュウ泣いている…。帰り道を登れるか心配になる…。


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あまりにも疲れて、岩の上でシエスタ(昼寝)。私も30分間まどろみました♪


サンドイッチと水しか持って行かなかったという計画性のなさだったので、ここ数年間味わったことないくらいお腹がペッコペコ。夫の同僚のりんごを奪い取るようにして食べました…。私は生のりんごはあまり好きでなく、風邪の時にすったものくらいしか食べないのですが、この時のりんごの美味しさったら、今まで一番!


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結局トータル20kmを8時間かけて歩いた私たち。富士登頂をした夫曰く「富士山よりもきつかった…」とか。私もここまでヘトヘトになるまで歩いたことは人生ではじめてかも。


とにかく翌日の筋肉痛がおそろしい…と日曜日を迎えたのですが、ちょっと膝が痛いだけで筋肉痛が全くなし。「これは、翌々日にくるパターンね…」と覚悟していたら、今日の月曜日になっても筋肉痛がない!もしかしたら、週2回やっているヨガのおかげ?それとも翌々々日に来てしまうさらに恐ろしいパターンか…?明日が楽しみです…。


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こちらが今回のお土産「barba de piedra」(岩石のひげ)と呼ばれる草。(3枚目の写真の岩に張り付いているように生えている草)喉が痛い時に、これをお茶のように煮だしたものでうがいをすると抜群に効くとか。私はすぐに喉が痛くなるので(なぜかちょっと売れている歌手のような発言)、ぜひ試してみようと思います!


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by aquiakiko | 2007-10-23 06:22 |
アルゼンチンのサポーターたち

アルゼンチンといえば「サッカー」と思い浮かべる人が多いと思いですよね。実際、こちらに住んでみて感じることは「ほんと、その通り!」いや、むしろ「想像していた以上!」かも。

ほとんどの人がどこかのサッカーチームのファンであり、友達同士でサッカーの話をする時は、自分の応援しているチームに対して「Nosotros」(英語でWe。私たち)という人称を使い、友達が応援するチームには「Ustedes」(You、君たち)という人称を使います。

例えば「俺たちは昨日勝ったけど、君たちの方はどうだった?」というような会話です。各々がチームの一員のような人称を使うので、それを初めて聞いた時にアルゼンチンにとってサッカーって別格なのだなぁ、と思ったものでした。

そんなサッカーとともに生きている人たちが多いアルゼンチン。

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先日、コルドバで人気の地元チーム・タジェレスの試合が1978年のFIFAワールドカップアルゼンチン大会でも使用されたスタジアムにて行われました。 (タジェレスのホームグラウンド)
これはそのスタジアムに向かう市バス。(右に見える派手な車は警察の車)

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2年前まで1部リーグで活躍していたタジェレスですが、残念ながら現在は2部リーグ。それでも多くのファンが試合会場へと向かいます。

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バスの中はタジェレスのファンたちでいっぱい!タジェレスの応援歌を大合唱。

市街地から夫の実家へ戻るときはこのバスに乗らないといけないのですが、試合があるときは避けないと危険!

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ここ数年急激な勢いで増えたバイク。ナンバーなしのバイクも多く、ヘルメットをしていない人がほとんど。父、小さな子供、母とという親子サンドイッチで乗車している危険な人たちも多く、バイク事故も多いのに…。

ちなみに、この紺と白の縦じまがタジェレスのユニフォーム。

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徒歩でスタジアムに向かう人たち。

なぜこのユニフォームを着たファンばかりがいるというと、試合会場でファンの乱闘などが多いため、2部リーグでは今年からホームチームのファンだけが試合会場で応援することができます。ですので、ここはタジェレスのホームグラウンドなので、タジェレスのファンだけが入れるというわけです。

タジェレスのファンである夫が先日友人と試合を見に行ったのですが、前にいた二人のおじさんがどうも怪しい様子。皆がタジェレスの応援歌を歌っても全く口を開かない、タジェレスがゴールしてもボソボソとささやきあってるだけ…。どうやら、敵チームのファンがどうしても試合見たさにスタジアムに入り、敵のファンだとばれないために黙りこくって応援していたのだとか!(笑)


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by aquiakiko | 2007-10-12 03:31 |
アルゼンチンらしい引越し

先週末、2年間ほど住んだ市街地のマンションから、30分ほど車で走ったところにある義理父母の実家へと引っ越しました。(数ヶ月間の滞在予定です)


二人暮しのマンションだし、そんなに荷物もないだろう、と高を括っていたら、まぁ次から次へと洋服、靴、本や書類、買いためたスパイス、食材…などなど。(食材は引っ越す前にどんどん使っておけばよかったのでしょうが、なかなか全部は使い切れず…。計画性が欠けていた、ともいう。)


一応平日にちょこちょこと荷物を運んでおき、予定としては、土曜日に夫の友達・ヘルマン(実名♪)が家具や家電をトラックに載せるのを手伝ってくれるという予定。(トラックを親戚から借りて自分たちで引っ越す計画)


夫はヘルマン(独身)に「金曜の夜は絶対に遊びに行かないでよ!土曜日の朝、来られなくなっちゃうんだから」と何回も念をおし、ヘルマンも「今週は疲れているから、金曜はとにかく寝るだけだから、大丈夫!」との答え。


さて、当日の土曜日の朝10時になってもヘルマンはやってきません…。ヘルマンが来て、家具や家電を運んでから、土曜の午後と日曜日を使って壁のペンキ塗り(賃貸契約時の状態で返すため。アルゼンチンでは自分でペンキ塗りをする人が多い)という予定がやや狂いはじめ、しびれを切らした夫が10時半にヘルマンに電話すると、出ない…。数回かけても出ない…。近いので、家に直接行って様子を見てくるよ!と言った夫が10分後に戻ってきたが、ヘルマンはいない…。チャイムを鳴らしても出ないのだとか…。


ヘルマンなしの予定に変更!ということで、まずは普通車で載せられる荷物を夫が実家に運び、義理父を連れてきて、荷物がない部屋からペンキ塗り。


やっとヘルマンと連絡が取れたのは12時過ぎ…。午後1時には行くということで、一応ヘルマンの分もマクドナルドのセットを買って家に戻ったら、昨夜の余韻を残したヘルマンが到着!


「昨日、出掛けたんでしょ?」と聞くと、「そのつもりはなかったんだけどさ~、同僚が行こうってね~。」


このゆるい感じが非常にアルゼンチンらしく、アルゼンチンに住む日本人によっては、「どうしようもなくなじめない!」部分がここではないでしょうか…?(私は幸いにもあまり問題なく過ごしています)


結局、朝5時に家に戻ったヘルマンは携帯をリビングに置いたまま、寝室でぐっすり眠ってしまったそう。ヘルマン自身も平謝りだったので、「ヘルマンを信じた私たちは行けなかったのかも?」という気持ちに切り替えつつ、引越しの続き。


さて、ペンキを一部屋塗り終わると、やはり出来が甘いらしい。そこでヘルマンが「この間、僕が引っ越した時にやってもらったペンキ塗りがいるから、その人に頼んでみたら?上手にやってくれるよ。仕事の方でもお願いしているペンキ塗りだから信頼できるし。」とのこと。


義理父も夫も一部屋のペンキ塗りに相当集中力を使ったらしく、「そうしよう!頼もう!」ということに。早速、ヘルマンがペンキ塗りに電話すると、日曜日の朝8時に来てくれるとのこと。「日曜日まで働いてくれるなんてなんて働き者なんだろう!」と感心しつつ、大きな荷物を運び、掃除をし、その日は終了。


さて、翌日の日曜日、ペンキ塗りの到着を待つために、朝7時過ぎに家を出た夫。実家で荷物整理をしていた私。朝9時に夫から電話があり、「ペンキ塗りが来ないし、電話してもつながらないんだけど…」とのこと…。結局朝10時半まで待ってもペンキ塗りは来ず、携帯もつながらない…。


午後になってヘルマンから「どう?ペンキ塗りどうだった?」という電話があり、来ないことを伝えたら、驚いて、ヘルマンからも電話して見るものもつながらず、午後に入っていた仕事関係でお願いしていた現場にも顔を見せていないとか…。

月曜日には不動産屋に鍵を渡さなくてはならなかったので、急いで他のペンキ塗りに電話をして、月曜日の午前中にやってもらうことに。


ということで、アルゼンチンらしい引越しが終わり、ただいま義理父母の実家に滞在中でございます。

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夫の実家の庭に姿を見せたPicaflor(ピカフロール。日本語名でハチドリ。右下ですよ!)

Picar→「つつく」、Flor→「花」、花をつつく鳥なので、Picaflor。大きめの蝶々位の大きさですが、虫ではなくて、鳥類。せわしなく動く姿が、なんともかわいく、鳥が苦手な私でもこれは可愛く感じます。ちなみに中南米に生息しているそう。


※ちなみに、土曜日に来るはずだったペンキ塗り、その後仕事先にも姿を現さず、連絡がつかないのだそう…。


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by aquiakiko | 2007-10-06 06:09 |
コルドバでスペインを味わう!

私が住むコルドバは内陸に位置するので、海産物がとっても乏しい…。今の世の中、交通機関も保存方法も発達しているのだから、もうちょっと頑張ってほしい…と思う心のつぶやき。

レストランもパリージャ(アルゼンチンバーベキュー・アサドが食べられる)が多く、普通のレストランでもお肉料理がほとんどです。

そんな中、ちょっと新鮮な海産物を手に入れることができるのが「メルカドノルテ」(日本語訳:北市場←こう書くと魚ばかり扱っている市場のようですが、90%は肉屋さん~)です。


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なかなか素敵な建物です


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外には八百屋やスパイスなどを売る行商(アルゼンチン北部やボリビアから)が。


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このお店はチョリソ(腸詰ソーセージ)だけを売っています。


クリオージョと呼ばれる牛肉だけのチョリソ、メスクラ(ミックス)と呼ばれる牛肉と豚肉が合い挽きされたもの、豚肉だけのもの(個人的にはこれが一番好き!)が主にアサド(アルゼンチンバーベキュー)でよく食べられます。他にはコロラド(赤色)と呼ばれるチョリソにはパプリカが入っており、名前の通り赤いチョリソ。(右上に吊るされている乾燥されたチョリソ)これはアルゼンチン北部の郷土料理ロクロに使われます。


他には山羊や豚を一頭ずつ吊るして売っているお店やスパイス専門店、チーズ問屋などがあり、スーパーよりも新鮮な食材が安い価格で手に入り、市場で買い始めると、スーパーになかなか行けなくなってしまいほど。


そして、このメルカドの中に一軒だけある魚屋さん。たまーにとってもとっても新鮮そうなお魚があるので、いつ捕れたか聞いてから(笑)、お刺身にすることがごくまれにあります。(チョコボールのエンジェルマークの確率と同じくらい←例えに時代を感じるでしょう?)


この魚屋さん、メルカド内にレストランを併設していて、新鮮な魚を使ったスペイン料理を食べることができます。


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平日でしたが、待ち客が出るほど


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頼んでみたのは色々な魚介類が盛られたプレート。ビールと合う!


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旅行客やビジネスランチをしているサラリーマンなど


他には、パエリヤやカスエラ・デ・マリスコス(魚介の煮込み)などがあって、スペインのバールの思わせるメニューと雰囲気なのです。


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by aquiakiko | 2007-10-03 03:05 |