「ほっ」と。キャンペーン
世界的に有名な小さな町で。
少し前の週末に、義理母の父方の親戚が集う大きな家族集会が催されました。

義理父の先祖は約100年前に北イタリアからアルゼンチンに来た比較的新しい移民ですが、義理母の父の先祖は西暦1500年、今から500年以上前にバスク地方(フランスとスペインの境にある)からアルゼンチンに移ってきたのだそう。

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移民後500年以上が経ち、親戚たちはコルドバ州、ラ・パンパ州、トゥクマン州、エントレリオス州など広い国内のさまざまな州に住んでいます。


500年も前なので、かなり遠い親戚などは今となっては連絡を取ることができないでしょうが、それでも60人近い親戚が、コルドバ市郊外にある小さな町・Capilla del Monte(カピージャ・デル・モンテ)に集まりました。

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義理母側の親戚は相当おしゃべりな人たちが多く(私もよくしゃべる方ですが、もうその10倍くらい…)、その親戚が何人も集まったからもう大変!しかもアルゼンチン人は普通に話していても、日本人からすると「え?口論しているの?!」というくらい声が大きい…。でも、みんな楽しそう!

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先祖の方々の写真を集めたアルバムをこの集まりを企画した人たちが作ってくれました。お年寄りの中にはこの写真を涙を浮かべながら見入っている人もいました。


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どういう親戚関係かわかるように手書きの家系図も。ちなみに私の名前もありますよ~。

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アルゼンチンの北の方に位置するトゥクマン州は先住民が多く、親戚の中には先住民の方とも結婚された人がいたのでしょう。トゥクマン在住の親戚は浅黒い人が多く、ラ・パンパ州に住む親戚はスペイン語でいう「Rubio」(ブロンドの髪をした人たち)が多いのも、親戚の歴史を語っているような気がします。

私はこの親戚に加わる初の日本人、いや、アジア人なので、初めて会う親戚(大抵がそう)に「あなたがAkikoなの~!!」と手厚い歓迎を受けました♪しかも「歯並びいいのね~!」ってほめられたのですが、他にほめるところがなかったのでしょうか…。(笑)

で、この会合が行われたカピージャ・デル・モンテですが、実は2つのことで有名な町なのです。

その一つが、「Calle techada(カジェ・テチャーダ)」。
「カピージャ・デル・モンテに行ってきたよ」というと、決まって「カジェ・テチャーダ、見てきた?」と聞かれるのです。「カジェ・テチャーダ」をそのまま訳すと「屋根つきストリート」。「うーん、そんなのあったっけ?」と少し考えて、思いつくのがこれでした。

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要はアーケード商店街。でも、とても小さく、30mあるかないかぐらいなので、「カジェ・テチャーダ」と言われも、どこのことを言われているのかわからないくらいでした…。

でもどうやらコルドバにはこのアーケード商店街がないらしく、この町はこれで結構有名なようです。ここの住民に一度、大阪の「天神橋筋商店街」を見せてあげたいと強く思った私です!


そして、もう一つ有名なことがあります。(アーケード商店街でがっかりした方、最後までブログをお読みくださいませ…!)この次に紹介することは世界中から観光客が訪れるくらい有名なのですから。

このカピージャ・デル・モンテという町は山々に囲まれているのですが、その一つがこの「ウリトルコ山」(el Cerro Uritorco)。
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このウリトルコ山、実はあのUFOで有名なのです。UFOが見える山なら日本にもありますが、この山にはUFOの基地がある、ということで知られているのです。基地ですよ、基地。

そして、この山にはパワーがあると言われていて、「エネルギーをもらうため」に、この山に登る人が世界中からやってくるのだとか。(ちなみにヒッピーがとても多い)

さて、この山道を進むと、こんなゲートが。
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これがUFOの基地?こんな造りじゃないでしょう。とにかく怪しい雰囲気が満々です。

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よく見ると、「禅」のお寺です…。アルゼンチン人が僧侶のようです…。何でもありです…。

数週間前ですが、このカピージャ・デル・モンテで事件がありました。子供なら当然受けなければならないワクチンを接種しておらず、何人もの子供がその病気にかかってしまった…というものでした。(病気名は忘れましたが、子供特有の流行性の病気でした)

その病気にかかった子供の親(どう見てもヒッピー)がインタビューされていたのですが、彼いわく「この山にはエネルギーがあるから、ワクチンなんて受けなくても、病気なんて全て癒されてしまうんだ」とのこと。自分はワクチン受けたから、元気に育ったんでしょう…!養育放棄で警察に捕まってしまえばいいのに…!


以上、カピージャ・デル・モンテであったいろいろな出来事ひとまとめ、でした!
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# by aquiakiko | 2007-11-08 04:15 |
あれを網焼きで。

義理父母の家に住み始めてほぼ一ヶ月が過ぎました。一軒家に住んでやはりいいことは庭があること(外で朝食を食べるには最高の季節!)とアサド(アルゼンチン風バーベキュー)ができることです。

アルゼンチン牛のアサドもとても美味しいのですが、やはり肉ばかりの生活が続くのはちょっとしんどい…。そこで、今回は趣向を変えて「Pizza a la parrilla 網焼きピザ」に挑戦です!(夫がですがね)

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何も具をのせていないピザ生地を網にのせます。

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その後、具をのせていきます。

左はトマトソースとアンチョビとチーズ、右はフガセタ(fugaceta)と呼ばれる、あめ色玉ねぎ(ベーコンやハムを入れてもOK)とチーズだけのトマトソースなしのピザ。

このままだとチーズが溶けないので、このように蓋をします。(ピザ用天板を使って)

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さらに、木炭を天板の上にのせるとさらによし。

待つこと5分くらい。オーブンに比べると火力が俄然強いので、ボヤボヤしているとすぐできてしまいます。

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ほら、この通り生地が反り返ったら、もう出来上がり!


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一枚目:トマトソースにアンチョビ&オリーブ

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2枚目:フガセタ

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3枚目:トマトソースにルッコラ &オリーブ


生地がパリパリでほ~んとうに美味しかったです!バーベーキュー台がある方にはぜひお試しを♪


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# by aquiakiko | 2007-11-01 04:37 |
コンドル峡谷へ、歩いて、歩いて。

先週の土曜日に、たまにはトレッキングでもしようとコルドバ市街地から100km離れたところにある国立公園「Quebrada del Condorito」(ケブラダ・デル・コンドリート」(コンドル峡谷)に行ってきました。


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夫と夫の同僚と。

国立公園の駐車場へと行く道はカーブがきつく、車だと危険だというので、公園の入口からさらに3kmほど離れたところに車を駐車し、トレッキング開始。


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あまり暑すぎずトレッキング日和!


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歩いて2時間半が経ち、このような眺めのもと、ランチ休憩。目的の場所はまだ遠い…。

この「国立公園コンドル峡谷」の名にもついている「コンドル」。南アメリカ大陸にのみ生息し、ここが生息地の最東エリア。(ここから東には生息していない)羽を広げるとなんと3mもあるというコンドル。遭遇できるのはかなり確率が低いのだとか。


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これはコンドルではなく、「ホテ」という鳥。確認すると辞書には「ヒメコンドル」書いてある。ということはコンドルだったの…?コンドルならコンドルでもっとありがたみを感じて見たかった…。あらま…。


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野生の動物もたくさんいて、あのプーマなども生息しているのだとか!


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このような絶景が望めて、歩いた甲斐がありました!


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出発から約4時間。そしてこの後、眼下に見える川の麓まで下ったのです。


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途中、「ぜんまい」らしきものを発見!でもよく分からないので、持って帰りませんでした。(というか、国立公園だから、そういうことはいけません!)


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一時間ほど前に上から見上げていた川に到着。かなり急な下り坂を下り、私の膝がキュウキュウ泣いている…。帰り道を登れるか心配になる…。


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あまりにも疲れて、岩の上でシエスタ(昼寝)。私も30分間まどろみました♪


サンドイッチと水しか持って行かなかったという計画性のなさだったので、ここ数年間味わったことないくらいお腹がペッコペコ。夫の同僚のりんごを奪い取るようにして食べました…。私は生のりんごはあまり好きでなく、風邪の時にすったものくらいしか食べないのですが、この時のりんごの美味しさったら、今まで一番!


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結局トータル20kmを8時間かけて歩いた私たち。富士登頂をした夫曰く「富士山よりもきつかった…」とか。私もここまでヘトヘトになるまで歩いたことは人生ではじめてかも。


とにかく翌日の筋肉痛がおそろしい…と日曜日を迎えたのですが、ちょっと膝が痛いだけで筋肉痛が全くなし。「これは、翌々日にくるパターンね…」と覚悟していたら、今日の月曜日になっても筋肉痛がない!もしかしたら、週2回やっているヨガのおかげ?それとも翌々々日に来てしまうさらに恐ろしいパターンか…?明日が楽しみです…。


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こちらが今回のお土産「barba de piedra」(岩石のひげ)と呼ばれる草。(3枚目の写真の岩に張り付いているように生えている草)喉が痛い時に、これをお茶のように煮だしたものでうがいをすると抜群に効くとか。私はすぐに喉が痛くなるので(なぜかちょっと売れている歌手のような発言)、ぜひ試してみようと思います!


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# by aquiakiko | 2007-10-23 06:22 |