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ウンテン・インポッシブル!
「アルゼンチンでは運転してるの?」などと日本の友達に聞かれることがありますが、アルゼンチンで運転なんて私にはインポッシブル!なのです。

まず、ここは交通ルールがあるのかしら…?と疑いたくなるような運転スタイル。

・2車線だけど、隙間があれば3車線。
・オレはF1レーサー、そして道はサーキット、と勘違いしているスピード狂たち。
・左折、右折、車線変更にウィンカーを出さない人、約9割。(目算)
・シートベルトを締める人は約4割。(これまた目算)
・ベビーシートに乗せられている赤ちゃんは3割。(何度も言うが目算)

歩行者は優先権がないので、とにかくバシバシ走る車の合間を横断し、信号があってもなくても、左右を確認して渡らないとウィンカーを出さない車が突然曲がってきて、「早く渡れい!」みたいな態度を取られたりします。もちろん、歩行者も信号無視は朝飯前。

最近はバイクの台数が増えてきているアルゼンチン。ノーヘルメットは当たり前、パパがハンドルを握り、子供を真ん中に乗せて、後ろに乗るママは赤ちゃんを抱えてる…なんて光景も。ちなみにアルゼンチンではヘルメットは義務付けられているのですが、統計によると18%の人しか使用してないとか…。
(確か私が小さい時もまだ日本はノーヘルメットだったなぁ、などとしみじみ。)

今日も歩道でちょっとばかりバイクを走らせてしまった女性が警察に呼び止められとがめらましたが、「すぐに車道に出ようと思ってすいません」と言いながら、警察はすぐに解放し、ノーヘルメットのまま颯爽と去っていきました…。

運転技能もさながら、免許も簡単に取れてしまうのも問題のよう。簡単な口頭試験と実技に受かればいいので日本のように教習所に通わなくても、どこかの空き地で練習してそこそこできればOKとか。小さい町に取りに行ったら、試験を受けずに名前を書いただけでもらえたという友達もいるほど。
またこの免許取得システム(というかシステムがないのが問題…?)の甘さを検証するドキュメンタリー番組では盲目の人が免許を取れたとか。(友人が身分証明書を持って代わりに行ったら大して確認されず取得)

そんなアルゼンチンですから交通事故も非常に多く、私の住むコルドバ州における新年からの死亡事故件数が3月4日付けの新聞に出ていました。2007年になってからの死亡事故は95件。数字だけだと多いのか少ないのかわかりづらいので日本の一都市を例にとってみようかと。

それは「大阪市」。

大阪府全域に発令されていた「交通死亡事故多発警報」が解除されたといえでも(そんな発令があるんですね…)、そんな交通事故死者数ワースト1の大阪。その中心地である大阪市は間違いなく「運転が荒い」はず。以前大阪出身の上司が「東京の運転はあまいっちゅうねん!」と息巻いていましたもの…。

大阪市の人口は約260万人。コルドバ州の人口が約300万人。運転の荒さも人口も比較するにはもってこい。(大阪の方スイマセン!)
安全協会のHPによると大阪市内の死者数は新年から3月6日まで60人。コルドバ州は本日の新聞によると103人。倍近くです。
「大阪では3車線の一番左側の車線にいても右折したい時はするで~!」(上記上司の言葉から引用)という彼らの運転スタイルでも太刀打ちできないほどコルドバでの交通事件数は多いのです。

なので、身を守るためには「運転をしない」、同乗した時は「これでもかってくらい口出しをする」をモットーにしています。(嫌われる同乗者間違いなし)

そんなコルドバの人たちが「ブエノスアイレスは運転が荒くて有名なんだよ!」と口を揃えて言いますが、本当なのでしょうか…?ここよりも荒いって…。
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by aquiakiko | 2007-03-09 05:17 |