ついこの間まで履いていたブーツから、ミュールやサンダルへと早速履き替える女性が多くなったコルドバはすでに初夏の兆し。気温も30度を越える日があり、ここ数ヶ月は雨も降らないので、家の中で夜干した洗濯物が朝になったら乾いているという湿気の高い日本ではあり得ない話。
そんな天気のいい週末にコルドバ市街地から車で40分程の所にあるコロニア・カロージャ(Colonia Carolla)という小さな町へ。この小さい町、実はサラミで有名。道路脇にサラミ売りが見え始めたら、目指す町は近い。 早速、お目当てのサラミを食ようとレストランを物色。人で賑わっているレストランへ入ると「Hola!(スペイン語でこんにちは)ここはピカダ(サラミはチーズなどのおつまみ)だけしか出してないけどいい?」と毎日どれくらいのサラミ食べてるだろう~?と思わせるとっても恰幅のいいおじさんが尋ねてきた。 もちろん!サラミを食べるために来たんだもの~! 天気のいい屋外で美味しいピカダとビールで心も体も満足。 ここコロニア・カロージャはイタリアの移民が多く、アルゼンチンワインの名産地・メンドーサとその数は比べ物にならないが、小規模で家族経営のボデガ(ワイナリー)がいくつかある。今回はその中の「Bodega NANIN」へ。 これまたどんだけサラミとワインを飲んでるんだ???と想像させる恰幅のいい、というよりも、でっかいおじさんがボデガ内を案内してくれた。 そして、もちろん最後はお楽しみの試飲♪ 普通、試飲だとグラスにほんの少し注ぐだけなのですが、このでっかいおじさん、気前も良くて、グラスの半分位まで注いでくれる。しかも全部飲むまで待っているので、嬉しいような、辛いような…! ここのボデガは家族経営でとても小さいので、まだアルゼンチン国外には輸出しておらず、国内でもどこにでもあるというわけではないらしい。地酒ならぬ地ワインといったところかな!
by aquiakiko
| 2006-09-20 04:37
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